
最近では、「Web3.0」「メタバース」「NFT」「ブロックチェーン」などの言葉をよく聞くようになっってきているのではないでしょうか。
聞いたことはあるけど、
「実際どんな意味なのか」「その技術によって何が変わっていくのか」よく分からない人も多いと思います。
「Web3.0」「DAO」「NFT」などのテクノロジーについて、またそれによって、これからの働き方がどのようになっていくのか考えていきましょう。
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DAO
DAOは「Decentralized Autonomous Organization」の略で、
「分散型自立組織」といういみです。
これだけ聞いてもわかりづらいですよね。
会社で例えると、
「社長から従業員へ」というような組織体制でなく、
「メンバー全員参加」のもとに、会社のことを決めていくような組織のことを指します。
会社だけでなく、地方行政、国政などがDAO的な組織として機能する日が来るのでは?といわれています。
ZOZO創設者の前澤氏も、DAOを立ち上げています。気になる人は、Twitterから見に行ってみてください。

NFT
NFTは「Non Fungible Token」の略で、「代替できない価値をもつトークン」という意味です。
今までは、デジタルなデータはコピーをいくらでもできました。
しかしNFTでは、ブロックチェーンの技術によって、
デジタルだけど、代替できない価値を、もたせることができるようになりました。
NFTが有名になったきっかけの一つが、
2021年オークションサイトで、
アメリカ人アーティストのビープル(Beeple)がつくったデジタルアート作品が、
約75億円で落札されたことで有名です。
Web1.0とWeb2.0
Web1.0とは
Web1.0の概念は「つなぐ」ことです。
簡単にいうと、Web1.0は「Webサイト」を指します。
ブラウザさせあれば、だれでも情報を公開、アクセスすることができる。
情報を発信する側と、閲覧する側をつなぐイメージがWeb1.0でした。
Web2.0とは
Web2.0の概念は、「個々の発信」です。
Web2.0=SNSといわれることもあります。
Twitter、インスタグラム、FacebookなどがWeb2.0の概念でつくられたサービスといえるでしょう。
Web3.0がWeb1.0、Web2.0と異なる点
Web3.0時代でWeb1.0とWe.2.0から変わってくるのは、主に次の4つです。
- いままでのような、中央集権的(一部の経営陣等)でなく、非中央集権的(多数の人)に意思決定が行われる
- 1つの場所に、ユーザーが囲い込むようなプラットフォームの力は消えつつある
- ブロックチェーン(暗号技術をつかった結果等の取引履歴を1本の”鎖”のようにつなげ、記録していく)の技術が積極的につかわれる
- 従来のような通貨(ドルや円)ではない、暗号資産(クリプトエコノミー)で成り立つ決済システムで成り立つ
Web3.0での働き方
Web3.0では、
いままでのような「組織ベース」の働き方ではなく、
「プロジェクトベース」の働き方となっていきます。その組織は、先ほど説明した「DAO」で成り立ち、会社組織でなく、プロジェクトごとに立ち上げられます。
Web3.0では、プロジェクトごとに組織が立ち上げられるので、「自分が参加したい」、「自分の能力が発揮できそうな」DAOに参加していくというような働き方になっていくでしょう。