
プログラミングに触れている人は、”オブジェクト指向”を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
「オブジェクト指向って何?」
「聞いたことはあるけどよくわからない。。」
そのような人にこの記事を書いています。
オブジェクト指向について、そのメリット、考え方などをまとめてみました。
この記事を読むことによって、オブジェクト指向について大まかに理解することができます。
オブジェクト指向プログラミングとは
オブジェクト指向とは、関係するコードとデータを一まとまりのオブジェクト(もの)とし、
あらかじめ振る舞い(メソッドなど)を明確にして、物事の関係をシンプルかつ、組み直しを楽にしようという考え方です。
以下の3つの考え方をふまえて設計していくことをオブジェクト指向プログラミングといいます。
3つの考え方
カプセル化
オブジェクト自身のメソッドをオブジェクト内に閉じ込め、保存しておくことをカプセル化といいます。
オブジェクトが持つ固有のロジックをカプセル化することにより、外部からはメソッドの名前と、役割だけを認識できるようになります。
カプセル化によって、オブジェクト間の関係をシンプルに、わかりやすく組み立てていくことができます。
継承
「同じようなものは再利用していこう」という考え方です。
既存するクラスから、新しくつくるクラスへ「変数」や「メソッド」などの機能を引き継ぐことを指します。
継承によって、あたらしく機能を追加するときに、コードを再利用することができます。
ポリモーフィズム
ポリモーフィズムの直訳は、「多様性」です。
プログラミングにおいてポリモーフィズムとは、1つのメソッドの呼び出し(命令)に対し、複数のオブジェクトで異なる機能や動作を行うことを指します。
「汎用的なカタチにしよう!」という考え方です。
オブジェクト指向のプログラミング言語
以下のプログラミング言語は、オブジェクト指向に基づいています。
- C++
- Python
- Java
- Ruby
- JavaScript
「分業化」、「メンテナンスのしやすさ」、「機能の再利用・追加実装」においてメリットが大きいオブジェクト指向プログラミングですが、
完全に理解するには時間がかかリそうですね。
日頃のコーディングから、意識しながら学んでいきましょう!