「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」から学ぶプレゼンスキル

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最近、何かと話すことが多くなってきていませんか?

「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」を読みました。
その中で、気になった部分の抜粋記事です。

はなしの印象は、3点か4点しか記憶に残らない

人々の行動を変えるほど印象に残るかどうかとい聞き手は3点か4点しか記憶できないということだけ覚えてほしい。キーメッセージの後には、その裏付けを提出する。

人の学び方、3タイプ

人は学び方で3種類に分けられる。ものごとを目から吸収する人(このタイプが一番多い)、耳から吸収する人、そして、体から吸収する人(実際に触ってみたがる人)である。3種類の人、全員にアピールできるようにすべきだ。

覚えやすい情報提供の方法

必ず3点か4点にまとめてポイントを紹介したあと、最初のポイントから順番に詳しく説明し、最後にそれぞれのポイントをまとめるのだ。こうするだけで、提供する情報を聴衆が確実に覚えてくれる。

ジョブズが選ぶ言葉の3つの特徴

新製品の発表にジョブズが選ぶ言葉には3つの特徴がある。シンプルであること、具体的であること、心に訴える力が強いということだ。

自信のないマネージャーはややこしくする

ややこしくするのは自信のないマネージャーだ」──ジャック・ウェルチの言葉である。

話の冒頭にヘッドラインを用意する

ツイッターのようなヘッドラインを用意する。 シラーは冒頭、「今日はずっとマックについて話をします」と、この日のテーマを明らかにした。

言葉も大事だが、喋り方も大事

どのような言葉で説明するのかはもちろん大事だが、そのしゃべり方も同じくらい大事である。ジョブズはキーワードにパンチを効かせる。それぞれの文章で一番大事な部分を特に強くしゃべるのだ。

聞き手との、目線

ジョブズをはじめとする優れたコミュニケーターは、聴衆と視線を合わせることがとても多い。スライドやメモを読むこともめったにない。ジョブズもメモを使わないわけではなく、デモのときは見えないところにメモを用意していることが多い。

ボディランゲージを使うと考えがまとまる

シカゴ大学のデイビッド・マクニール博士は1980年から手の使い方を研究し、しぐさと言葉に密接な関係があることを発見した。身ぶり手ぶりを使ったほうが考えがまとまり、プレゼンテーションでいいしゃべりができる。逆に体を動かさずにいようとすると、意外なほど注意力を取られてしまう。

話す調子を変える

信じられない、すごい、クール、大きいなど、ジョブズが好んで使う言葉がある。この言葉の調子がほかと同じだったら、あれほどのインパクトは生まれない。ジョブズは調子を細かく変えることで、思わず身を乗りだす状態に聞き手を保っているのだ。

プレゼンスキルを高める方法

1. ビデオで自分の姿を見る

プレゼンテーションのスキルを高めるには、ビデオで自分の姿を見るのが一番である。

プレゼンテーションのスキルを高めたいと本当に思うなら、自分の姿を録画し、ほかの人と一緒に確認するとよい。最初の5分間も録画すれば十分だ。それだけ見れば、何をどう直すべきかがわかる。

2. 練習する

練習というのは上手になったらするものではない。練習するから上手になるのだ。 ──マルコム・グラッドウェル

プレゼン中不安にならないには

内向きのことを心配し、かえって不安になる人が多い。自分のことを気にするからいけないのだ。このようなときは、注意を「私」から「我々」へと切り替える。聞き手の暮らしにおいて製品やサービスがどのような意味を持つのかに集中し、自分がしてきた準備に自信を持つのだ。

ハングリーであれ

他人の人生を歩んで時間を無駄にしないでください。世間の常識にとらわれないでください。それは、他の人々の考えに従って生きることに等しいのですから。周りの意見に惑わされ、自分の内なる声を見失わないでください。

一番大事なのは、自分の心とひらめきに従う勇気を持つことです。自分が本当はどうなりたいと思っているのか、それを教えてくれるのが自分の心とひらめきなのです……ハングリーであれ。分別くさくなるな。私は、こうありたいとずっと思ってきました。卒業し、新しい世界へと旅立たれるみなさんにも、この言葉を贈りたいと思います。ハングリーであれ。分別くさくなるな。

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